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【簡単まとめ・日本の全6試合】サッカーU-23日本代表が「AFC U23アジアカップ カタール2024」優勝(パリ五輪出場)

U-23日本代表が「AFC U23アジアカップ カタール2024」を制覇し、3位以上で確定となるパリ五輪出場を手にしました。その全6試合をゴールシーンにフォーカスして、ごく簡単にまとめてみました。

グループステージ第1節 U-23中国代表戦は、1-0で日本の勝利。

前半8分、山田楓喜選手がゴール前に入れたクロスに松木玖生選手が左足を合わせて日本が先制します。幸先のよいスタートでしたが、17分に日本選手がレッドカードで退場。長い時間を10人で戦いますが、日本は守り抜きました。GK小久保玲央ブライアン選手のビッグセーブが光った試合でした。

グループステージ第2節 U-23UAE代表戦は、2-0で日本の勝利。

前半27分、左CKがファーサイドに流れ、これを拾った山本理仁選手がゴール前にクロスを入れると、木村誠二選手が競り勝ってヘディングシュートを決めます。日本の追加点は、66分。パスで左サイドを抜け出した大畑歩夢選手のクロスに川﨑颯太選手が頭で合わせます。この勝利でグループステージ突破が決まりました。

グループステージ第3節 U-23韓国代表戦は、0-1で韓国の勝利。

ともにグループステージ突破が決まった日本と韓国の対戦は、両者無得点のまま後半へ。75分、右CKからファーサイドでヘディングシュートを決められ、韓国に先制点を許します。その後、日本は猛攻を見せますが得点を奪えず0-1で敗れ、グループ2位での突破となりました。

ノックアウトステージ準々決勝 U-23カタール代表戦は、4-2で日本の勝利。

前半2分、相手のバックパスミスを奪った山田楓喜選手がミドルシュートを突き刺して先制。しかし24分、カタールが豪快なヘディングシュートで同点に追いつきます。41分、カタールの選手がレッドカードで退場。後半に入り、数的優位の日本でしたが、49分、FKからのヘディング弾でリードを許します。追いついたのは67分でした。山本理仁選手の右CKに木村誠二選手が頭で合わせて同点。延長戦に入った101分、日本が逆転に成功。藤田譲瑠チマ選手の縦パスを受けた荒木遼太郎選手が、ペナルティエリアの細谷真大選手にパスを通し、細谷選手がゴールネットを揺らします。さらに112分、左CKから相手がクリアしたボールを川﨑颯太選手がシュート、GKが弾いたボールを内野航太郎選手が流し込み、試合を決定づけます。苦しみながらも日本が勝利を手にしました。

準決勝 U-23イラク代表戦は、2-0で日本の勝利(パリ五輪出場が決定)

前半28分、藤田譲瑠チマ選手がディフェンスラインの裏にパスを送ると、抜け出した細谷真大選手が正確なトラップから素早いターンで相手をかわし、ゴール右隅に流し込みます。さらに日本は、42分、大畑歩夢選手が左サイドから中央の藤田譲瑠チマ選手にパスを送ると、藤田選手がダイレクトで短い縦パスを入れ、それを受けてペナルティエリア内に切り込んだ荒木遼太郎選手が、GKをよく見てゴール右隅に蹴り込みます。相手に得点を許さず、この勝利でパリ五輪出場が決まりました。

決勝 U-23ウズベキスタン代表戦は、1-0で日本の勝利(優勝)

パリ五輪出場が決まった両チームの戦いは、無得点のまま後半アディショナルタイムに突入。90+1分、日本に待望のゴールが生まれます。高井幸大選手が相手陣内のセンターサークルでボールを奪い、藤田譲瑠チマ選手、荒木遼太郎選手と繋いで、ペナルティエリア手前の山田楓喜選手へ。山田選手が左足でミドルシュートを突き刺します。これで試合が決まったかと思われましたが、自陣ゴール前に上げられたクロスを競り合った際に日本選手にハンドがあり、PKを与えてしまいます。しかし、GK小久保玲央ブライアン選手が見事にPKをストップしました。日本はアジアチャンピオンとして7月末開幕のパリ五輪に臨みます。

初出:2024年05月05日